今日も懲りずに稽古!!

今日も懲りずに野太刀稽古。

立木打ちもユス2㎏弱の打棒で早打ち、そして3㎏台で打ち込み、最後は10㎏でパワーをつける打ち込み。しっかりと身体のインナーマッスルに染み込ませる。

掛かり技は、如何に足を前に出せるか!?なのかだが・・・今日はどうも前に出にくい。なんだか下半身が重く感じる。立木打ちのし過ぎなのか。何故か分からない。

何回かに1度、前足が出た掛かりだと、腰が落ち半身で納得の打ち込みができる。

 

稽古を繰り返す中で、野太刀は、競技武道とは異なる実戦重視の剣術だと実感する。

豪快な構えからコンパクトに半身で切り下ろす実戦に即した効率的な技。

 

実際に、幕末~明治10年の西南戦争で薩摩武士が敵中でバッサバッサ斬り回った、野太刀の蜻蛉の形と猿叫と呼ばれる気合いを敵方が見て聞いて、逃げ惑ったと史料に残されている。

野太刀自顕流は、極めてくると本当に斬り込めて、叩き潰せる、護身術になる怖い剣術だと思う。